アイデンティティに傷を持つ
あなたは自分が自分であることに対して、心の傷を抱えやすい傾向があります。自分を嫌いだと感じやすく、自己否定する気持ちが強いかもしれません。ありのままの自分を認め、愛する気持ちを持つことで、魂の癒やしが起き、よりよい自分へと生まれ変わることができるでしょう。
自分の無能さ、不器用さに痛みを感じ、そのことを避ける為に、何かを選択する時に、他者の顔色を伺ったり、他者の期待を優先させたりすることがある。そのことに、自分自身で後で腹を立てたり、自分自身に強い攻撃を向ける。
テーマ:自我の再構築
自分らしさとリーダーシップに関して傷つけられた感覚をもちます。
牡羊座のキロンは、自らが求める自由で直感的な自己表現がときに困難なことを知ります。
そして痛みをともなう感情や、霊的なつながりをたびたび経験することになります。
さらに、深く根源的なアイデンティティ(自己同一性)の危機を、霊的なレベルで経験することもあるでしょう。
アイデンティティの危機に苦しみそれを克服しようとしたとき、それは自らの魂との同一性を発見し、取り戻すための努力となります。
そのプロセスを通じて、意識的あるいは無意識的にリーダーシップをとる才能を発見するでしょう。
牡羊座のキロンは、正解や多数の同意ではなく自分自身の答えを見つけることで、自己探求へ向かう人々の道を照らし、自分自身の傷を癒していくのです。反面教師も含めて一番手になることがお役目かも。
生まれたときにキロンが牡羊座に位置している人は、自分でも原因のわからない怒りの種を常に抱えています。
他人と競争したがり、自分が負ける前に参加自体を拒否するような孤立主義の部分もあるでしょう。
牡羊座のキロンの意味・解釈
牡羊座にキロンが入ると、アイデンティティに対する問い(私とは何者か?なぜ私はここにいるのか?)が前面に出てきます。このような問に対して答えが得られないことに対してキロン牡羊座の人は不安に思うようになります。
しかし、牡羊座にキロンが入ると、支配星の火星の影響を受けて戦士のアーキタイプが強くなるので、時間の経過とともにこの答えを(自ら探求して)得ることができるでしょう。
キロンが牡羊座の人は、勇気ある人々であると言えます。そのため、土星的な制限を打ち破って、天王星の波動に同調して行動する人が多いです。出生図でその他の要素がない限り、キロンの持つ神秘主義者としての側面はあまり感じられません。キロンが牡羊座に入ると、戦士としてのアーキタイプが最も強くなるのです。
戦士気質のキロン牡羊座の人は、規律(自律性)を学ぶことがおすすめです。これによって、キロンを活性化してその潜在能力を活かすことができます。カール・ユング、アレイスター・クロウリー、カルロス・カスタネダはキロンが牡羊座にある世代でした。
キロン牡羊座の人は、極めて活動的になるまではフラストレーションを抱えます。牡羊座のキロンが滞在しているハウス位置を分析することで、このフラストレーションを抱えやすいジャンル・分野を知ることができます。この分野に関して、キロン牡羊座の人は制限を打ち破ろう(そしてパイオニアになろう)という強い衝動をもって生まれてきています。
牡羊座にキロンが滞在する期間
• 1918年4月1日~1918年10月22日
• 1919年1月29日~1926年5月24日
• 1926年10月21日~1927年3月25日
• 1968年4月1日~1968年10月18日
• 1969年1月31日~1976年5月28日
• 1976年10月14日~1977年3月28日
• 2018年4月17日~2018年9月24日
• 2019年2月18日~2026年1月18日
• 2026年9月17日~2027年4月13日