ネイタルホロスコープ(出生図)の中の「冥王星」がある場所は、魂レベルでのカルマ的な要素が潜んでいると考えられています。
冥王星のあるハウスのテーマが、過去生において、深い感情的な体験をしたことに関係していて、今生において、そのハウスに対して、怖れや怒りを感じたり、執着したり、両極端な行動や関わり方をしやすくなるようです。
なので、冥王星があるハウスに関して過去生とは違うやり方・選択をしてそのテーマを乗り越えて、進化していくため
人生の深い変容をもたらす、突破点と考えられています。
「義務のハウス」を教えてくれる小惑星・ベスタ
ホロスコープは変更可能な青写真、
どのタイミングでも、
小説『アルケミスト』にもあるように、
宇宙はその人の強い自由意思を応援してくれる、心から信じることはあらゆるものを超える世界。
しかし、いくら本人の自由意思が尊重されていても、何でもかんでも変更可能にして置くと、向こうの世界に帰ったときに「これだけはやっておきたかったのに!!」ということが起こってしまう。
なので、「ここだけは変更不可」と自分で設定してきている感じがするのが、「今生の義務」のハウスを教えてくれる、小惑星・ベスタ。
ここの度数をサビアンシンボルを使って認識したり、テーマを読み解いてみるだけでも、今生の使命のようなものが見えてくるはずです。お若い方だと、ピンとくることの方が少ないかもしれませんが・・・
目的の1つとしてナビに入れておくとヒントとして受け取る枠は広がりそうです。