ここで扱われているリリスとは、西洋占星術において使われるものを指しています。 月の軌道から計算した仮想のポイント（感受点）、見つかったかどうかあやふやな小惑星など数種類あります。
自分は何者であるのか？の根幹。本性。表裏一体のどっちか。
叶えたい夢や幸せになるためのツールを個人の力で何とかすることはもはや難しい流れ。
まず、取り組むべきは懐かしい「自己紹介シート」「エントリーシート」など、自分を証明するために表現する文面の製作 共有する時間、組織、所属する為に〇〇である私と名乗る必要性です。 夢はみんなで叶えた方が早い。 情けは人の為ならず。
男性のなかのリリス。女性のなかのリリス。
”自覚している「自分の好みのタイプ」と、現実につきあったり関係をもったりした人のタイプって、かけ離れていたりすることありませんか？
一度でも性的な関係を持ってみたい相手を「妙にそそられる」なんて言い方をすることがありますね。この個人個人のなかに芽生える“妙にそそられる”感情や衝動をつかさどっているのが、“リリス”なのです。”
（一部引用）
無意識にリリスを抑圧し、隠そうとすればするほど現実にリリスが欲する現象（人やトラブルのようなイベント）を引き寄せるとしたら、良いも悪いも無く、ジェットコースターのような人生が起こりそうです。 リリスに取り組むのが難しいのは、とてもデリケートな部分であり、本人が無自覚である場合がほとんどだと言われているからです。
見せたくない「秘められた衝動」「隠された性癖」を自覚して、健康的に発散する力に転嫁することで”真の自分”となる魅力の塊でもあるのです。
もうひとつ、私がリリスにこだわるのは、リリスがアダムの最初の妻であり、彼女がアダムの”魂の片割れ”であるという解釈から、リリスを癒すことと宇宙規模での癒しに関していると読む人が、いるから。
アダムと共に神によって「土（大地）」から生まれたリリス。人格の強さと賢さをあわせもち、自由を楽しみ、情熱的に発展的に創造するリリスを小惑星リリスとして、原初の傷のないピュアなリリスとみなしています。これが、第一のリリス。
アダムはリリスに惹かれながらも、一方的ながんじがらめにしてしまう閉鎖的な愛で彼女を縛ろうとしました。そして、安定した「楽園」を逃げ出したくなるほど、アダムの家父長意識に嫌気がさし、自分を犠牲にすることを拒んだリリス。そして、追手を放たれ、神から呪いをかけられたのが、第二のリリス、ダークムーンリリス（闇の月リリス）。 リリスの野性的な奔放さを性的なものに限定して解釈し、男性優位社会時代を構築してきたのでしょう。
女性性を大きく傷つけられ、虐げられるような目に遭ったがゆえに、世界や神を呪い尽くす「怒り」を表しています。これは、これまでの男性社会が繁栄するために「犠牲となった」女性性とリンクしています。そして、男性性優位の時代は今終わりを迎え、２０２０年、２０３０年、みずがめ座時代と呼ばれる、古き慣習的制限を越えた「パートナーシップ構築」が可能な世界へと突入していきます。
第三のリリス（ブラックムーンリリス/黒い月リリス）を未来のリリスと位置づけ、原初の創造性と怒りを鎮め、癒しを経験した先に新たなパートナーシップとして再会を果たす言われています。
男性性が愚かなわけでもなく、女性が全面を仕切るわけでもない、お互いを想い支えあう、愛し愛される関係性です。
ただ純粋に
「存在」に惹かれ、慈しむ感覚こそ、無償の愛の交流。
女性性が笑顔で力強く羽ばたくことを傍で微笑みながらも力強く支え守ってくれる男性性
パートナーシップを豊かに実現するために、自分の中の「男性性女性性」のバランスを整える作業。
女性（リリス）が自身を癒すことで、男性（アダム）も愛する人を失った傷を癒し、受け入れ、去って行ったリリスを力づくで支配するのではなく、本当はどうしたいのかを見出し行動していけます。
女性性が「自分のすべて」を受け入れる感覚を強めることで、パートナーとの統合の先、宇宙レベルでの覚醒も促す。
まず穏やかな気持ちになれる居場所で、自分を楽しませ緩ませていくこと。そしてこれまで犠牲となってきたリリスを癒し、本来の力をとり戻していけます。
女性側、男性側それぞれのテーマに沿って生きる際、自分自身を癒し、
愛するための「自分ファースト」「魂の声をきく」など、世間や愛するパートナーであっても、その人に思いやりを持って自分を優先していくことを決める。
言いなりになるのは自分の本心
その欲の声を聞き入れ、今生の使命を生きることでリリスが暴走することなく、真の自分になる魅力を発揮していきます。
そのために、オーラから癒す・修復すること アロマオイルのエネルギーを使うのも、一つの手です。