スパイクナード

精油(エッセンシャルオイル)の効果・効能

スパイクナードは、北インド、ネパール、ヒマラヤあたりの高度3000~5000mの山地に自生する高山植物です。

 ハーブとしてはスパイクナード、ナード、ナルドと呼ばれます。

漢方では甘松もしくは寛葉甘松と呼ばれることもあります。また、アーユルヴェーダではジャタマンシーと呼ばれ、お香や線香の原料として使われます。

 

 

聖書にも登場する古い歴史を持つ精油

スパイクナードは非常に古い歴史を持つ精油のひとつで、古代エジプトやギリシャ時代から利用されていました。新約聖書において、最後の晩餐の前にマグダラのマリアがイエス・キリストの足を洗うために使った「ナルドの香油(ナルデの香油)」としても知られています。

 インドの伝統的医学であるアーユルヴェーダにおいても、スパイクナードは不眠緩和などに使用されており、世界的に古くから親しまれてきた精油と言えます。

 

 

効果・効能

不安を取り除き、心を落ち着かせる

不安やストレスによって緊張状態にある精神を落ち着かせてくれるだけでなく、心の奥底にある無自覚な怒りや悲しみにも作用して、心を深く鎮め、開放してくれます。

 理由もなくイライラしたり、ヒステリーを引き起こして不眠状態が続くときにも有効です。

 精神の深い部分に作用する香りであるため、自分としっかり向き合いたいときや、瞑想を行うときにも役立ちます。

 

 

香りはかなり重くて個性的で、くせがつよく

好ききらいがハッキリする香りといえます

 

 

 

占星学

内面の静けさと献身をもたらしてくれます。自分のことばかり考えてうまくいかないことにイライラするとき、スパイクナードは周囲の助力があってこその自分であることに気づかせ、イライラを取り除いてくれます。さらにそこから、自分も周囲の人を助けたいという気持ちが引き出されるでしょう。心を愛と感謝の念で満たしてくれる精油です。

こんなタイプにおすすめ:太陽星座が魚座、月星座が不動宮、月×火星がアスペクト

基本データ
学名:Nardostachys jatamansi  科名:オミナエシ科 抽出部位:根 抽出法:水蒸気蒸留法 主な産地:ネパール、チベット、インド 主な芳香成分:カラレン、バレラノン 心への作用:ストレス緩和、神経をなだめ不安を和らげる 注意事項:妊娠初期は使用不可。マッサージオイルに添加して使う場合は、ケトン類を多く含む他の精油と同じ使用方法。

過去への執着を手放す。死の象徴。

古い自分が死ぬことで、不死のサイクルを認識する。

全てのチャクラを振動させる。次への扉を開く。