Al Rescha of Pisces 魚座アル・リシャ

ピーテル・パウル・ルーベンス 「ヴィーナスとキューピッド」 (1606-1611)
ピーテル・パウル・ルーベンス 「ヴィーナスとキューピッド」 (1606-1611)

魚座は、ギリシャ神話によると、女神・アフロディテとエロスが魚に変身した姿だと伝えられています。ローマ神話ではローマ神話ではウェヌス(Venus)をアプロディーテー(アフロディテ)に対応させる。この名の英語形は「ヴィーナス」で、金星を意味すると共に「愛と美の女神」である。」

 

ある日、エリダヌス川(ナイル川とも言われています)の畔で宴会を楽しんでいたオリンポスの神々は、突然現れた怪物・テュフォン(ティポン)に驚き、さまざまなものに姿を変えて逃げ出します。

この時、大神・ゼウスは鳥になって空へと逃げ去りますが、アフロディテとエロスは魚の姿に変わり、エリダヌス川へ逃れたと伝えられています。

 

この時の姿が、二匹の魚として星座に描かれているのだと言われていますが、糸で繋がっているのは、母子であるふたりが離れないためだそうです。

 


魚座の紐。異なるものを結ぶ。関連付け。両行。

学名:α(アルファ)Piscium /度数:♈️29度前後 /等級:(四等星)