Alnilam of Orion オリオン座アルニラム

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オリオンの三ツ星、ベルトのバックルです。

プトレマイオスの時代から軍人に関係するイメージが多かったようです。

日本では天の川は私たちの太陽系がある銀河のことで、オリオンはオシリスですが、日本ではスサノオとなり、直列しているように見えるオリオンベルト、すなわちカラスキ3星はスサノオの剣を意味していました。

エジプトのピラミッドはこの3星の配列を模していると主張したのはロバート・ボーヴァルですが、今では定説化しています。

つまりこの3星は、実はベテルギウスやベラトリックスよりも重視されていて、エジプトやマヤの世界観からすると宇宙創造の起点なのです。

そもそもベルトの役割が、まとめる、締めるとか、バラバラになるものを結束させることなので、既に存在するものを特定の目的に従ってまとめていくという意味になります。

地味だが確実に仕上げる力とか、型崩れしないで仕事をするなどです。

信頼性の高いものでもあります。

架け橋やつなぐという意味では、人々へつなぐという作用もあります。

 

オリオン座の神話について

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冬の空を見上げると、目につくのがこの鼓星(つづみぼし)。オリオン座です。一見、蝶のようにも見えるこの星は冬空の王者とも呼ばれ、澄みわたる冷たい冬の空に君臨します。

 

鼓は、鼓胴に張り巡らされた紐を締めたり緩めたりすることで音色を調整することから、この紐のことを「調べ」と言うのだそうです。

握りを調整する場所は、ちょうど3つにならんだ星のあたり。ここは、ギリシャ神話に由来するオリオンの胴回りにあたります。そのまわりを囲む4つの星は、オリオンの手足の一部。上部にある赤い星がペテルギウスで、その対極にある青白い星をリゲルといい、それぞれの色から見立て、源氏星と平家星とも呼ばれています。

 

オリオンは、力を誇示したことで神の怒りに触れ、サソリに刺されて死にました。源氏と平氏の終焉も、悲しいものとなりました。 昔から、はかなく散りゆく命は夜空にかがやく星になると言います。

<参照・鼓星

 


オリオンの中心星。物事をまとめる。橋渡しする。立て直す。地道な仕事に向く。

学名:ε(イプシロン) Orionis /度数:♊️23/等級:(二等星)惑星の特性:♄土星♃木星 ☿水星

 

明るい白色星で、狩人オリオンのベルトの中心に位置する

アルニラムがもたらすものは、つかの間の名声と富、世間の評判。よってこの星の影響は短期的です。この星は、切れる頭脳と大胆不敵な性格を授けてくれますが、頑固なところ、向こう見ずに方向転換するところは注意が必要です。太陽の角度によって、この星は強い個性、あふれるエネルギー、固い意志を示します。アルニラムに背中を押され、大きな仕事を受けたり、冒険的になったりします。考えてから発言すること。頑固さと欲求不満を避けることで、あなたのすばらしい活力を、前向きに価値あるものに注ぐことができます。

●長所:大胆である、エネルギッシュである、野心に燃えている、多くのものを勝ち取る

■短所:分別がない、不安定である、自分の都合で突然変更する