Altair of Aquila 鷲座アルタイル(アルテア)

レンブラント・ファン・レイン 「ガニュメデスの誘拐」 (1635)
レンブラント・ファン・レイン 「ガニュメデスの誘拐」 (1635)

鷲座のアルテアは牽牛(けんぎゅう)星のことです。

それは鷲の飛行ということをシンボライズしていて、前人未到の高みに登ろうとする行為を表しています。

もともと古い時代の鷲は不死鳥と混同されていたために、炎とか再生と結びつけられ、男性的で攻撃的な性質を与えられていると考えられていました。

軍隊的な性質と大胆で恐れを知らないキャラクターで自分の力を増やしていきますが、時には危機も体験します。

冒険心と追求するしつこさがあり、何もしないよりかは、失敗しても行動することを選びます。

この大胆さは神聖な意図を持ち運ぶということが隠されています。

また人助けに邁進する人もいます。

多くの人を助ける意図があるため、個人的なことに夢中になるという性質ではありません。

開拓者としての行動力にも恵まれていますが、うっかりミスをすると、古い世界からの反撃を受けるのです。

現代では爆撃を落とすというのが、鷲のシンボルとして使われることもあるそうです。

敏捷さや大胆さは時には無謀な姿勢へと変化します。

その人の行動を封じて閉じ込めてしまえば想像力として発揮され、例えば未知のことや未来のことを執筆する行為に促すようです。

鷲座のモデルとなった鷲はの神話には主に2つの説があります。 

  • ガニュメーデスをさらう鷲の姿
  • プロメテウスをついばむ鷲の姿

 

神話の内容は違うものの、2つの物語にはどちらも大神ゼウスが関わる神話になっています。

 

鷲座の形のモデルとなった神話(ガニュメーデスをさらう鷲)の内容

ガニュメーデスは男でありながら、女性も勝るほど美しい容姿をもっており、大神ゼウスはその子をどうにかして自分のそばに置きたいと、鷲の姿に変身してさらう姿が鷲座のモデルだと伝えられています。

または、ゼウスが連れている鷲に命じてガニュメーデスを連れさらわせたとも言われています。

 

 この鷲がさらうガニュメーデスは、みずがめ座のモデルになっており、トロイの国の基礎をつくったトロース王の息子です。

 

鷲座の形のモデルとなった神話(プロメテウスをついばむ鷲)の内容

ゼウスはあることがきっかけで人類から火を取り上げたのにもかかわらず、プロメテウスは天界の火を盗んで、人類に火を与えてしまいました。

 

ゼウスの反対を押し切り行ったその罰として

プロメテウスを岩山に繋ぎ、鷲に肝臓をついばませる拷問を3万年も続けたとされています。

このときの鷲が、鷲座のモデルだと言い伝えられています。

 

ちなみに、

夏の大三角形は以下の星のことを指します。

  • 鷲座α(アルファ)星のアルタイル
  • 琴座α(アルファ)星のベガ
  • 白鳥座α(アルファ)星のデネブ

わし座。軍隊的性質。神聖な意図にもとづく命令。勇敢、大胆。疲れ知らず。高みを目指す。多く助けようとする。

 

短期的な変化、勇気や自信、衝撃と無謀などをあらわします。 

学名:α(アルファ)Aquila /度数:♒️2.02 /等級:0.77(一等星) /惑星の特性:♂火星 ♃木星 /キーワード:勇敢さ、大胆さ、剛勇、頑固さ、大望、寛大さ、突然のしかしつかの間の豊かさ、命令する立場、流血事件での有罪判決、爬虫類による危害の危険

わし座の首の部分に位置する黄白色の星

アルタイルは、強い欲望、自信、野心、偏見のない態度、不屈の精神を与えています。この星の影響を受けるあなたは、時として過激で反抗的な態度をとり、とんでもない問題を引き起こすことがありますが、それを補うだけの独創性や奇抜なアイディアを持っています。また、新発明などにより、突発的に大金や成功を手にすることがありますが、変動的な状況下では権威ある地位を追われる可能性が高いので注意。太陽の位置と関連して、この星の影響は、独創性、人気、冒険心となって表れます。また、この星は知識欲を刺激し、執筆や教育の才能を明らかにします。野心的で大胆なあなたは、運命を変えようとし、思いがけず得たものに喜びを感じるでしょう。グループ活動を重視するので、友達もでき、人々に影響を与えることができます。

●長所:発明の才がある、個性的である、創造力に優れる

■短所:反抗的である、気まぐれである