Kochab of Ursa Minor 小熊座コカブ

 

こぐま座γ星とともに、地球の歳差運動により、紀元前1500年頃から西暦500年頃にかけて北極星でした。

 

1つ前の北極星はりゅう座α星で、1つ後の北極星は現在のポラリスです。

 

 

固有名の、コカブ(Kochab)はアラビア語で「北の星」を意味するAl kaukab al shamaliyy のkaukab(星)の部分が残ったものと考えられています。

また一説には、ポラリスの別名であるAlrucaba に由来するともされます。

 

この星はこぐま座γ星と共に、「極の守護者」(Guards of the Pole) と呼ばれています。

北極星ポラリスの周囲にある、肉眼で見ることのできる明るい星としては、最も北極星に近いからであろうとされています。

昔の中国での名称もあり、北極五星(太子、帝、庶子、后、北辰)のうち帝がコカブです。

これが天帝(太一(大一)タイチー、太極、太乙)即ち天皇大帝。

その周囲を北斗七星など所臣が廻って守っているとされていました。

 

こぐま座の神話について 


学名:γ(ガンマ)Ursa Minor /度数:♌️13 /等級:2(二等星) /惑星の特性:♄土星 ☿水星(※プトレマイオス)

小ひしゃく座とも呼ばれる、こぐま座にある巨大な橙色の星

コカブの影響で、論理力、集中力、議論で核心をつく能力を備えています。整理整頓を好みます。権力の座に上るためのスタミナ、チャンスを与えています。太陽の位置に関連して、意志の力でたくさんのことを成し遂げられることを示しています。最後までエネルギーと勇気を失わずに闘い続ける力があり、決してあきらめません。裏切り、悪意または不正行為に注意。

●長所:意志が強い、忍耐力がある、勇気がある

■短所:焦りがちである、悲観的である、やや乱暴である