Regulus of Leo 獅子座レグルス

しし座α(アルファ)星の固有名は

レグルス(Regulus) といい、

 ラテン語で「(小さな)王」という意味があります。

 

 

レグルスはロイヤルスターであり、非常に強力な恒星です。ペルシャ人は王の星と考えていたようで、ギリシャのゼウス、エジプトのオシリスなどと似たような神格です。報復的な行動をすることや地位を失うことといわれていて、これは自分がすることも相手からされることも同義語という面になります。

つまりこの恒星は高いプライドを与えるために、不当な扱いなどを受けた時に、それに対して報復行動をとりやすく、それが結果的に高い地位から失墜する原因を作るということになります。

ちなみに王の星といっても、ペルシャ的な世界観においてということになります。目立ちたい、という意志も強まります。 

 

 

ピーテル・パウル・ルーベンスが描いたネメアーの獅子と戦うヘーラクレース
ピーテル・パウル・ルーベンスが描いたネメアーの獅子と戦うヘーラクレース

北のロイヤルスター。獅子の心臓。高貴な魂。ビジネスの大成功。目立つ。報復行動は地位を失うので注意。やっかまれがち。必死で働く。

 

Regulus レグルス バジリスク

学名:α(アルファ) Leonis /度数:♍️0.02 /等級:1.35(一等星) /惑星:♃木星 ♂火星 /キーワード:猛威、破壊性、短い持続の軍隊の名誉、成功、高く高尚な理想、強い理想、度量の大きさ、寛大さ、力を好む、思いやりのある、大志、命令したがる、精神性の高さ独立、Royal Stars の一つ

 

ししの胴体に位置する青白く光り輝く三重星

レグルスは、数ある星の中で重要な役割をする王の星。レグルスの影響は、気高さ、栄誉、カリスマ性、威厳のある人物となって表れています。この星からは、決断力の早さと厳しい状況に対処する能力を与えられ、また、権力欲や人の上に立って指揮をする能力も与えられています。意志が強く、

進取の気性に富んでいて、自由を愛し、独立心が旺盛。ただし、これらの利点は必ずしも長く続くものではないので注意。太陽の角度によって、この星の影響は、野心、権力、権威、政府機関や大企業で高い地位に就く可能性となって表れています。突出した地位に就けないでいるのは、友達の星の影響が強すぎるのです。出世街道を歩んでいるなら、人に親切にしておきましょう。出世コースから外れたら、逆に親切にしてもらう立場になるかもしれないからです。

●長所:威勢がよい、率直である、勇気がある、高い地位に就く能力がある、権力を手にする

■短所:頑固である、乱暴である、支配的である、成功と名声にこだわる

 

バジリスクがどこから出てきたのかを調べてみたところ、ギリシャ語で「小さな王」という意味だった(wiki参照)ので、使われているのかなと思っています(憶測)