Zosma of Leo 獅子座ゾスマ

 狩野芳崖 「獅子図」 (1886)
狩野芳崖 「獅子図」 (1886)

 

 

しし座δ(デルタ)星、は、獅子座の恒星で3等星。 

 

固有名のゾズマ (Zosma) の由来は、ギリシャ語で、「腰」や「尻」を意味する οσφυς が使われていたのが正式のようです。

 

 

”犠牲になったものや失われたものを保護しようとします。 

同時に、自分も何らかの犠牲をこうむることもあります。

 

目立たず、人にはわからない面で大きな労力を使い、善意に満ちています。 

社会的な弱者に対する関心と共感があります。

 

 

 

ゾスマは社会とか大きなシステムによって犠牲になることを表します。 

ゾスマが関わる惑星は、何らかの形で苦しむことに関係し、マイノリティーや犠牲になった人々を助けることに貢献する傾向が強くなります。 

 

 

社会システムと自分との関係に注意しておく方がよいし、自分の考え方などがいつの間にか自分を犠牲にしてしまうという傾向があるので、それがどういうものなのか理解する必要があるでしょう。

 

大抵は「自分が踏み台になればいいんだ」という考え方になりやすいです。

 

 

 

特に社会的な面では福祉の仕事に関係しやく、有効に働きます。 

孤児院や福祉施設、老人ホームなどを作る人にこのゾスマは多く出やすいと言えます。 

考え方を変えると状況も変わるでしょう。”

 

 

 

【12の功罪】

 

 ・レルネアの谷のヒドラ退治←うみへび座かに座

 ⭐️ネメアの森に棲む獅子退治←しし座

 ・ケリュネイアの鹿を生け捕りにすること

 ・エリュマントスのイノシシを生け捕りにすること

 ・アウゲイアス王の馬屋掃除

 ・スチュンパロスの怪鳥退治

 ・ポセイドンの牛を生け捕りにすること

 ・トラキア王・ディオメデスの馬を生け捕りにすること

 ・アマゾンの女王・ヒッポリテの腰帯(玉帯)とり

 ・ケーリュオネスの赤牛の生け捕り

 ・ヘスペリデスの森の黄金のリンゴとり←りゅう座

 ・冥界の番犬・ケルベロスの生け捕り

 


獅子座背中。犠牲者の保護。福祉関連。何らかの犠牲を強いられることがある。善意。犠牲、処刑、迫害。ヒーラー。

 学名:δ(デルタ) Leonis /度数:♍️11.31 /等級:2.56(三等星) /惑星の特性:♄土星 ♀金星 /キーワード:恥辱から利益を得る、自己本位、不道徳、卑劣さ、陰気、心の不幸、毒殺の恐れ、道理をわきまえない、破廉恥、利己的 。

白、薄い黄色、青紫の三重星がししの背に位置する

ゾスマは、真剣で責任感のある性質、強い警戒心を与えていますが、根拠のない恐怖や不安には注意が必要です。ゾスマは、自由と積極性だけでなく、予期せぬ成功や進歩を授けています。

太陽の位置から、権力に従い、人に耳を傾けます。ゾスマは友情や人望を与えるので、影響力を持った社会的地位を得ます。一見、外交的、社交的でありながら、本質はどこか内気です。星は、困った時にこそ真の友がわかると警告しています。

●長所:忠誠心がある、義務感が強い、几帳面である

■短所:恥知らずである、利己的である、まじめすぎる