私たちの出生チャートにおけるカイロンの配置は私たちが学ばなければならない、いくつかの教訓がある領域を指し示しています。
これらの領域は、出生チャートのサインとハウスによって支配されています。
違和感を感じている部分に気づくことはとても重要です。
最初、個人はその傷に関して言いようのない恥ずかしさ（羞恥心）を経験し、厄介な方法でそれを処理しようとして、その過程で自分自身を挫折させます。しかし、カイロンが戻ってくる頃（50歳前後/キロンリターン）になると、ほとんどの人はこの恥ずかしさの必然性を諦めはじめ、最終的にはこの傷を治そうとすることの無意味さに気付きます。この年齢になると、傷に対する微妙な心理的変化が起こります。
カイロンの傷にまつわる体験で、理想や道徳だけでなく、言葉にはできない感情のレベル（＝エネルギー段階やエーテル体・アストラル体など）で引き起こされる能力を目覚めさせる可能性があるかもしれません。
それは、人間の完璧さが不可能であること、そして、どんなに栄光に満ち、有名で、成功し、裕福で、精神的に高められ、何百万人にも愛され、「幸せ」であったとしても、自分や他人の中に脆さや無益さが必然的に存在することを、直感的なレベルで即座に認識することを指しています。
カイロンという「傷ついたヒーラー」はヒドラ毒矢がたまたま刺さり、何よりも大事にしていたもの（神族であるという存在証明の”不死”）を手放すことで、心身は解放されました。つまり、カイロンは自分の傷を癒せませんでした。
癒せない傷もこの世界にはある、ということ。それを受け入れることが、癒しでもある、ということ。
傷が示すテーマについて驚異的なレベルの感受性（受け入れる器）を身につけることなのです。
カイロンの配置が示すように、私たちの才能は傷の中に隠されています。しかし、私たちの本当の目的や人生の道は、あなたのチャートの月のノード（ドラゴンヘッド）によって示されます。カイロンは土星と天王星の間にある小惑星です。その軌道は非常に珍しく、物質世界と精神世界の架け橋を表しています。
以下は、出生時のカイロンと月のアスペクトの解釈です。
月とカイロンのアスペクトは、ある種の感情的な傷を示しています。
必ずしも処理されていない感情的なトラウマがたくさんあります。
愛と育成に対する底なしのニーズがあります。また、それに関して制限的な信念があるかもしれません。
「愛は痛みを伴う」「育成は痛みを伴う」という信念です。
こうした信念は、愛を与えたり受け取ったりする能力を制限します。
愛と育成への底なしのニーズがあるのに、それに関して、愛は痛みを伴うものだという信念や、育成は痛みを伴うものだという信念など、制限的な信念がある場合があり、それが愛を与えたり受け取ったりする能力を制限してしまいます。
カイロンと月のコンジャンクション（0度）
このコンジャンクションがもたらす典型的な特徴 ：感情的なニーズを表現することに気まずさを感じます。また、あなたは傷つきやすく、他人の感情に敏感です。
この出生時の月とカイロンのアスペクトには、深い感受性があります。とりわけ、あなたは感情的な癒しを必要としています。また、母親としての感覚が損なわれています。言い換えれば、感情的な癒しのための全体的なアプローチが必要です。
この配置を出生チャートに持つフランスの詩人、ポール・ヴェルレーヌが、町に雨が降るのと同じように、人の心に涙のしずくが落ちることがあります（「Il pleure dans mon coeur / Comme il pleut sur la ville」）と表現しました。
時にはランダムに沸き起こる、一過性でありながら持続性があり、奇妙でありながら馴染みのある、形のない名もない感情に不安を感じることがあります。どれも言葉で説明することは難しいものです。
傷を避けることはできませんし、避けるべきでもありません。カイロンの傷は進化の目的を果たしており、偶然ではなくデザインによって私たちの構成に組み込まれていると考える占星術師もいます。
月がよく機能している人は、他の人が自分の家のように安心して快適に過ごすために必要なものを直感的に理解することができます。
子育て、特に母親になることは、重要なプロセスとなります。子供の誕生は、必要性と依存の概念が刺激されます。
また、子育てや関係性を育むこと（リレーションシップ）について、独自のルールを持っています。
あなたは、自分の心の痛みを他の人は共感できないと感じています。そのため、人に自分の感情を理解してもらうことに抵抗があります。また、感情を共有することにも抵抗があります。
家族の機能や機能不全、親の期待、子育て、自分の過去や生物学的なルーツを理解することなどは、いくつになっても敏感なテーマです。
他人の感情的な問題を解決できるほどの共感能力をを持っていますが、自分の感情的な問題は解決できないのです。
あなたは、自分の感情に身を任せることを学ぶ必要があります。本能に導いてもらいましょう。
あなたはよく、自分が溶け込めないようなアウトサイダーのように感じます。あなたは、傷ついた人や社会の片隅にいる人にとても共感します。また、愛する人（特に家族）に傷つきやすい。
・ポジティブな特徴： 感性、想像力、直観力、スピリチュアリティ、協調性などが優れています。また、あなたは無欲である可能性が高いです。直感的な才能を持っているので、自然治癒力や占星術師として活躍できるでしょう。
ネガティブな特徴 あなたは孤立しがちで、自分の感情を隠す傾向があります。あなたはあまり傷つきやすくなく、過敏です。また、感情的な問題や課題に対する助けを見つけることができないこともあります。
・ネガティブな特徴：あなたは自分のパフォーマンスについて不必要に心配することが多い。また、批判されるとショックを受けることが多いようです。本当の意味での自分らしさや、創造的な能力を発揮することが困難です。あなたは自分の感情を外に出してしまう傾向があります。感情を表に出してしまうと、そうすることに罪悪感や気まずさを感じます。そして、それを隠そうとしたり、その問題を避けようとします。
カイロンと月のスクエア（90度）
このスクエアがもたらす典型的な特徴：感情や高次の意識をめぐる危機を生み出します。このアスペクトは、分析家や占星術師の出生図に現れる傾向があります。
この配置を出生チャートに持つフランスの小説家、アンドレ・ギドは、「自分を安心させてくれるものを手放す準備ができなければ、人生を真に探求することはできない」”On ne découvre pas de terre nouvelle sans consentir à perdre de vue, d'abord et longtemps, tout rivage. "と表現しています。
私たちの感情的な反応は、自分の基本的なニーズを満たすための傷のプロセスを理解することによって、深く調整されている可能性があります。時折、言葉にできないような不安感が胃の中に潜んでいることがありますが、これは、生命を危険にさらすことで、自分のニーズを真に満たすという印象を与えるものです。
このような場合、どのように対処すればよいのでしょうか。
例えば、無謀な行動として嵐の海に飛び込み、たまたま通りかかった小さなボートによって助けられたというような、無茶な安全の幻想を手放すのです。
日常でオカルトに関わっているかもしれません。また、深刻な知覚上の問題もあります。とりわけ、あなたは強烈なので、外の現実や周囲の人から学ぶことが非常に困難です。また、あなたは環境や周りの人を頻繁に変える傾向があるでしょう。 そのため、若い頃は長期的な友人関係を築くことができなかったかもしれません。
あなたは自分の認識をもっと客観的にする必要があります。そうしないと、他人との経験を教訓として生かす能力を完全に失ってしまうでしょう。
あなたは自分の子供を精神的な苦痛から守りたいと思っています。それは、あなたが子供の頃に傷ついたからです。言い換えれば、あなたは子供を過保護にする傾向があり、それが子供にとっては息苦しく感じられるのです。
自分の気持ちを吐き出しても、罪悪感や気まずさを感じてしまう傾向があります。そして、それを隠そうとしたり、その問題を避けようとしたりします。
・ポジティブな特徴：この出生時の月とカイロンのアスペクトの可能性は、人間の感情についての高い意識です。また、高次の自己と肉体を結びつけることに長けているかもしれません。
・ネガティブな特徴：チャネリングやドラッグはあなたにとって非常に危険です。なぜなら、あなたはドラッグを使って、現実に関する認識に色をつけてしまうからです。これは生きていく上で非常に辛い立場でもあります。
年を重ねるにつれ、自分のルーツや故郷、女性や子供たちへの感傷的で深い感謝の気持ちが芽生えるかもしれません。そして、自分が必要としているものと、自分の生活を維持するために必要なものとは、必ずしも相反するものではなく、2つの異なるものであるという、当たり前ではない事実を認識することができるようになるかもしれません。
必要なものよりも充実したものを人生が提供してくれることを信じて、挑戦を受け入れ、身を投じればよいかもしれません。
この配置を出生図に持っていたウラジーミル・ナボコフ（ロシアの小説家で『ロリータ』の作者として有名）の言葉を借りれば 、"人生のすべてを、自由な遠吠えにしよう。剣闘士を迎える観衆のように。考えるのをやめず、叫びを中断せず、息を吐いて人生の歓喜を解き放つのだ。"
月とカイロンのオポジション（180度）
"幸福や喜びの時、私たちは通常、その瞬間を意識し、その経験をすべてに任せるだけの準備ができています。そのような時、私たちは「自分を忘れる」ことができ、心は自分を自分自身から切り離そうとしたり、経験から離れようとしたりしません。しかし、肉体的なものであれ、感情的なものであれ、実際のものであれ、予想されるものであれ、痛みがやってくると、分裂が始まり、輪がぐるぐると回っていくのです”
これは、有名な禅の先生であり、『不安の知恵』の著者であるアラン・ワッツの言葉です。彼の出生チャートでは、月がカイロンとオポジションでした。
このオポジションがもたらす典型的な特徴：このアスペクトは、よく言えば過敏性を生み出します。世界を直視できないような感覚に陥ることもあります。
幼少期に非常に困難な経験をする傾向があります。神経系がかなり活性化しています。そのため、電気的な治癒能力があり、神経系に問題がある場合が多いです。そして何より、あなたには大きなパワーと可能性があります。
感情のバランスを取ることを学べば、目覚ましい成果を上げることができます。あなたの感情とカリスマ性は強烈で、あなたの話を聞くために人々が集まってきます。
人には満たされたい欲求がありますが、同時に相手を傷つけることへの恐れや、相手の不完全さへの哀れみもあります。私たちの安心感は、他者の傷との関係においてのみ形成されているのかもしれません。つまり、私たちの精神は、他者が傷ついていると認識しなければ安心できないのです。
この構成を持つ人は、他者が傷ついていなければ、感情的なレベルでその人と関わる必要はないと考えてしまうことがあります。また、自分自身の傷や不器用さ、哀れさから都合よく目をそらします。相手は困っている人、かわいそうな人、不安な人だと思いたいのです。相手を観察する側であり、同じような苦境に陥らないようにしながら、自分は相手とは違うのだと常に確信しています。
あなたは、自分の子供を心の痛みから守りたいと思っています。それは、あなたが子供の頃に傷ついたからです。言い換えれば、あなたは子供を過保護にする傾向があり、子供にとっては息苦しく感じることがあります。自分の気持ちを吐き出しても、罪悪感や気まずさを感じてしまう傾向があります。そして、それを隠そうとしたり、その問題を避けようとしたりします。
ほとんどの場合、（親や子どもなど）他者の世話をするようになるまで、カイロン（自分の傷）の投影を意識しないままです。子どもとの交流は、自分のニーズと他者の無力感とのギャップを埋めてくれるかもしれません。なぜなら、子どもは「他者」であると同時に、自分自身の延長でもあるからです。相手の無力感は自分の無力感となり、相手の痛みは自分の痛みとなり、相手の不器用さは自分の不器用さだからです。
・ポジティブな特徴： あなたは何よりも大きな力と可能性を持っています。感情のバランスを取ることを学べば、目覚ましい成果を上げることができるでしょう。
・ネガティブな特徴：カイロンの反対側にある月は、古傷を呼び起こしたり、弱さや傷つきやすさを感じさせたりする微妙なアスペクトです。伝統的な心理学の言葉で言えば、"境界線の問題 "を抱えているのです。これは生きていく上でとても辛い立場です。
この心理的な変化を正しく理解し、統合することができれば、通常、自分と他者に対して自分自身を再編成するという生涯にわたるプロセスの始まりとなります。
可哀想で不幸な人はいないし、自分自身も哀れではないと腑に落ちたとき、カイロンの真の才能が明らかになります。かつては排除されていた不安が、これからは私たちの精神に含まれるようになるのです。その結果、私たちはより賢くなることができるかもしれません。認識され、再利用された不安の中には、確かに知恵があるのです。
月とカイロンのトライン（120度）
出生チャートにこの構成があると、通常、性格の厄介な面と感情の間にスムーズな心理的つながりが存在します。言い換えれば、その傷はあまり恥ずかしがらずに自分自身の一部として馴染んでいるでしょう。
この調和のとれたエネルギーの流れは、自分の人生における母親や著名な女性の人物が、自分自身の弱さや傷を受け入れていることを暗示している場合もあります。そのような人に育てられた子供は、不器用でも、醜くても、機能不全でも、障害があっても、あるいは単に人と違っていてもよいという印象をサブリミナル的に受けていることが多いのです。環境に歓迎され、あまり動揺することなく自然に成長することが許されてきました。
しかし、場合によっては、その傷が、人生の厳しさから身を守るための唯一の形となり、安心感や必要性を感じるための唯一の手段となり、母親との唯一のつながりとなっていることもあります。人生には、傷ついた人への共感や慰め以上のものがあることを学ぶことが、出生チャートのこの構成に取り組む鍵となります。
あなたは母親のような役割を担う傾向があります。ソフトなアスペクトを持つあなたにとって、これは負担ではありません。また、周囲の人の世話をすることに喜びを感じます。そして、自分のことも大切にします。それは、自分に余裕があって初めて他人を助けられることを知っているからです。
心理学やメンタルヘルスに関連するすべてのものへの関心を示しています。これらのトピックについて深く学ぶことで、自分自身の不安と向き合うことができます。また、新しい、窮屈なパターンや対処法を学ぶのにも役立ちます。
・ポジティブな特徴：あなたは、他人の自信を高めるのがとても上手です。また、あなたは高い倫理観と理想主義を維持しています。あなたは非常に繊細で創造的です。
・ネガティブな特徴：あなたはとても繊細なので、人や状況からのネガティブなエネルギーに弱くなりがちです。また、批判されるとショックを受けることが多いようです。本当の意味で自分らしさを発揮し、創造的な能力を発揮することが困難です。自分の感情を外に出してしまう傾向があるかもしれません。感情を表に出してしまうと、罪悪感や気まずさを感じてしまいます。そして、それを隠そうとしたり、その問題を避けようとします。
セミセクスタイル（30度）
この構成は、自分の感情が自分の傷や弱さから偏ってしまっている可能性を示しています。あるいは、自分の感情的な反応が、自分の哀れみの感覚に微妙に影響されているかもしれません。
出生図にこの配置があると、母親や人生で著名な女性の人物は、生来の弱さにもかかわらず、感情を傷から切り離して生きてきたかもしれません。しかし、セミセクスタイルのアスペクトは、意識の周辺にある微妙な力の存在を示唆しているので、傷は心理的に消化されるのではなく、身体化されたり、行動に移されたり、実践的に生きてきた可能性があります。
場合によっては、自分では感情的にタフだと思っていたり、他人の目にはそう映るかもしれませんが、実際には自分でも気づかないような脆い面を持っていることもあります。そのため、原因不明の苦悩や感情の乱れにさらされることがあります。このようなカイロンの盲点に対処する鍵は、自分の中に不可解なものがあることを認識し、自分を見失うことを恐れずに、自分の心の中にある定義されていない不穏な感情をすべて統合するためのスペースを確保することです。
カイロンと月のセクスタイル（60度）
このセクスタイルがもたらす典型的な特徴：あなたには、痛みを最大限に活用する生来の才能があります。
人生の早い段階で、自分や他人の傷ついた部分、機能不全、受け入れられない部分への共感を深めることで、感情的に成熟する機会に恵まれることが多いです。
環境の影響でにカイロンの傷に触れる機会があったり、兄弟や親しい友人がカイロンにまつわる性質を持っていて、人生の初期段階で「傷」という概念に感傷的な関係を持っていたりすることがあります。
また、母親や身近な女性が、カウンセリングやエネルギーヒーリング、鍼灸、心理療法などのヒーリングアートを学んだり実践したりしていた場合もあります。
いずれにしても、自分の環境、家族、先祖にある傷が研究のテーマとなり、傷や傷つきやすさに関連した「養い」「母なる大地」「思いやり」などの概念に強い関心を持つようになるかもしれません。
このような人は、この好奇心を仕事に生かして、ヒーリングアートに関わったり、代替医療を調べたり、この世でよりよく活動するために自分の傷や心理的な痛みを意識的に調べることを提唱したりするかもしれません。
あなたは母親のような役割を担う傾向があります。ソフトなアスペクトを持つあなたにとって、これは負担ではありません。また、周囲の人の世話をすることに喜びを感じます。そして、自分のことも大切にします。それは、自分に余裕があって初めて他人を助けられることを知っているからです。
助ける職業に惹かれます。心理学やメンタルヘルスに関連するすべてのものへの関心を示しています。これらのトピックについて深く学ぶことで、自分自身の不安と向き合うことができます。また、新しい、窮屈なパターンや対処法を学ぶのにも役立ちます。
・ポジティブな特徴：あなたは、他人の自信を高めるのがとても上手です。また、あなたは高い倫理基準と理想主義を維持しています。
・ネガティブな特徴：あなたはとても繊細なので、人や状況からのネガティブなエネルギーに弱くなりがちです。また、批判されるとショックを受けることが多いようです。本当の意味で自分らしさを発揮し、創造的な能力を発揮することが困難です。自分の感情を外に出してしまう傾向があるかもしれません。感情を表に出してしまうと、罪悪感や気まずさを感じてしまいます。そして、それを隠そうとしたり、その問題を避けようとします。
クインカンクス/インコンジャンクション（150度）
この配置は、自分の傷や感受性によって、自分自身の感覚が圧倒されたり、弱められたりしていることを示しているかもしれません。場合によっては、感情的な弱さを外に示すことができず、親しい人の輪の中で実際に安心感を得るためには、自分の生の感情の醜い面を抑えなければならないと直感することがあります。
また、母親や主な養育者の制限や障害のために、その人自身が見捨てられたと感じている場合もあります。
あるいは、母親や身近な女性が、弱さとは縁遠く感じられるような、強いイメージな人だったかもしれません。この場合、脆弱性は否定されたり投影されたりするのではなく（月とカイロンのオポジションの場合のように）、単に否定されただけです。
母親は、弱さを見せることを非常に嫌っていたかもしれず、そのため、母方の先祖代々がそれらの側面を単純に否定したのかもしれません。
いずれにしても、出生チャートにこの構成を持つ人は、自分の人生における母親や女性の人物、そして何よりも自分自身の醜い部分や不器用な部分すべてに対して、哀れみの感情を抱かなければなりません。
私たちは誰でも、社会や家族、あるいは自分の良心によって承認されていない感情を持っています。無意識の奥深いところからやってくる暗くて汚い衝動は、誰も見ていないところで赤面させてしまいます。月のカイロンとのコンタクト、特にクインカンクスのアスペクトは、これらの感情に対する哀愁を誘います。
この配置を持つ人に、声優の山寺宏一さんがいます。