はくちょう座の由来については、いくつか伝えられています。
・ゼウスが白鳥に変身し、スパルタ王妃・レダの元へ舞い降りた姿
・こと座の神話のオルフェウスがはくちょう座になった
・アポロンの息子パエトンを探すキュクノス(キクヌス)の姿
![こと座になったオルフェウスの琴](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=331x10000:format=jpg/path/s6ea39b9fa131a24d/image/i55e1cede42062252/version/1617686120/image.jpg)
・こと座の神話のオルフェウスがはくちょう座になったという説
琴の名手だったオルフェウスは、美しい妻エウリディケが亡くなった後、悲嘆のうちに生涯を終えますが、その才能を惜しんで、音楽の神でもあるアポロンが星座にしたとも伝えられています。
はくちょう座はこと座のそばにあります。
・アポロンの息子パエトンを探すキクヌス(キュクノス)の姿
パエトンは、アポロンの息子であることを友人達が信じてくれないため、父であるアポロンに頼み、太陽の馬車を借り受けました。
しかし、操縦が難しく、暴走してしまい、地上のあちこちで大火災が発生しました。
見かねたゼウスが雷を投じ、パエトンを打ち落としました。
パエトンはエリダヌス川に落ち、親友であったキクヌスは彼のことを必死になって探しました。
何度も何度も川に潜って探し回るキクヌスの姿を
アポロンが哀れに思い、天に上げてはくちょう座にした、といわれています。
このキュクノスはパエトンの親しい友人もしくは愛人。パエトーンが墜落して死ぬと、エリダヌス川のほとりに座して彼の死を嘆いた。
悲しみを和らげるため、神々は彼の姿を白鳥に変えた。また、キュクノスはパエトーンの死を老齢になるまで悲しみ続け、白髪は白鳥の羽に変わったという話や、死後アポロンによって白鳥に変えられ、空に上げられたという話もあります。
学名:β(ベータ)Cygnus /度数:♒️1 /等級:(三等星) /惑星の特性:☿水星 ♀金星 /キーワード:白鳥の頭に位置する黄玉色と瑠璃色の連星
アルビレオは、上品で穏やかな性質と、優雅で美しい容貌を与えてくれる星です。この星の影響を受けている人は、整然としたものを好みます。愛すべき個性の持ち主で、皆の人気者になることでしょう。必要な時には必ず、周囲の助けが得られるはずです。この星は、太陽との位置関係により、社交性と、のんきな性格、多くの人を惹きつける魅力を授けてくれます。人と関わる仕事にすばらしい才能を発揮できることでしょう。アルビレオは、物書きの才能を与えてくれる星でもあります。特に、社会的なテーマ、人道的なテーマが得意のようです。人とは違う個性を持っているので、ちょっぴり変わった職業に就くかもしれません。
●長所:隠しだてをしない、考案の才に富む
■短所:反抗的な態度をとる、薄情である